働き方改革が進まないオフィス的側面
こんにちは。ベースポイントのさだです。
「働き方改革」
この言葉を耳にしない日はないぐらい、今政府も力を入れている取り組みの1つです。
2019年4月から働き方改革関連法案の一部が施行しました。スタートして3ヶ月以上が経ちましたが、まだ目に見える大きな変化は感じないですが、少しずつ各社が対応を進めている、そんな状況ではないかと思います。そもそも「働き方改革」とは厚生労働省の定義から見ると、「働き方の選択」がキーワードです。働く人びとが、個々の事情・状況に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で選択できるようにするための改革です。
働き方改革が進まない理由
働き方改革が進まない理由は「ハード面」と「ソフト面」の問題があります。
ハード面とは環境です。今回取り上げるオフィスの問題やPCなどのツールやシステムなどが当たります。
ソフト面とは働く社員の考え方です。ちょっと話は変わりますが、高校野球で注目される「163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手」。決勝戦で登板せずチームが敗れたことで、200件以上のクレームが入ったそうです。監督は選手の故障防止のために行なった判断だと思いますが、クレームでは「投げさせるべきだった」との声が集まっているそうです。しかし、選手が故障してしまってはと考えるのは監督としては当然の判断ですが、周囲は怪我をしてでも投げさせるべきと言う声も上がっています。
なぜ、こんな話をしたかと言うと、ソフト面で働き方改革が進まない要因はここに似ています。「昔はこうだった」「これまではこうだった」という考えが抜けずに、結局今まで通りのやり方になってしまうと言うことはよくある話なのです。
働き方改革が進まないオフィスの問題
では働き方改革をオフィスの側面で見てみると、「組織運営」と「働く環境」の問題が見えてきます。
組織運営の問題とは、「やっぱり会って話がしたい」と言う声が多く、結局出社をしないと仕事が進まないと言う問題です。働く環境の問題は、仮に組織が在宅勤務をOKにしても、自宅の周りやセキュリティの問題で十分な仕事ができないと言う問題です。
オフィスのメリットは、そこに人が集まり、そしてセキュリティなど社員が仕事をしやすい環境・状況があると言うことです。つまり、働き方改革を実現するためには、その環境を外部に切り出していくと言う思考・考えが必要になると言うことを忘れてはいけません。
今ある環境を変えていく、変化をさせることを恐れていては、いつまでたってもあ働き方改革は実現できないと言うことです。貴社はいかがでしょうか。ぜひ一度考えてみてください。
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