良いオフィスの前に向き合うべき課題
こんにちは!ベースポイントのさだです。
これは私が実際に経験をした話なのですが、オフィス移転を私は経験したことがあります。しかし、当時のオフィス移転はオフィス自体は非常に広くなり、スタイリッシュになり、使い勝手も良くなる、良いことづくめのオフィスでした。しかし、そのオフィスは移転当初大不評だったお話です。
オフィス移転が不評だった理由
不評だった理由、なんだと思いますか?
それは「通勤」の問題でした。10年以上、渋谷にオフィスを構えていた組織が東京に移転したのです。渋谷か東京までは山手線で25分。地下鉄を乗り継げば19分の距離です。しかし、この20~30分が通勤をする際には大問題になったわけです。働く側からすれば、オフィスの場所は変わることを前提で住む場所を決めている人はほとんどいません。自分の会社の居場所を前提に住む場所も考えている人が当然多いです。アルバイトやパートの人も同じで、自宅から通える、通いやすい場所を理由で職場を決めている人もいるからです。
それがオフィス移転によって、前提が変わってしまったがために、働く側からすれば死活問題です。特に保育園に子供を預けている人は、通勤時間が長くなってしまったため、預ける時間が長くなるなどの問題が起こってしまいました。
オフィス移転で考えるべきポイント
オフィスを移転するとは、社内をどうするかももちろん大切ですが、今いる社員の負担も考えなければいけないということです。ただ一方で社員の声ばかりを聞いていると何もできないという問題も発生します。ましてやオフィスや投資であり、場所や内装によって集まってくる人=採用する人も変わってきます。そのため、今いる人だけに引っ張られるわけにもいかないことも多いと思います。
オフィスの場所は生活にも直結する大きな問題です。特に日本のようにまだまだ出社を前提としている組織は、この問題に直面します。そして、それが理由で採用できない人も生まれる、辞める人も生まれるリスクを持っているということです。オフィスとの向き合い方は各社それぞれですが、そのオフィスの場所や特徴によって集まってくる人は変わる、このことは是非頭に入れてオフィスを考えて欲しいと思っています。良いオフィスでも場所やその他の理由で失敗することは少なくありません。特に通勤は働く人にとって大きな問題です。首都圏であれば満員電車の問題。車通勤の人にとっては、移動距離や渋滞の問題があります。ぜひとも慎重にご検討いただきたいと思います。
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