働く場所改革をやると、生産性は上がる
働き方改革と銘打ち、残業時間などにメスを入れる企業が増える昨今。
しかし、働く時間を減らしても、仕事量自体が減っていないから、結局持ち帰りで仕事をしているという人も少なくない現状があるのも事実です。つまり、働き方改革の実現には、生産性向上は必要不可欠なのです。
そこで、今回は働く場所から生産性向上に貢献できないかを考えてみました。
生産性を上げるためには、集中力がキーワード
生産性を上げる=少ない時間でより多くの成果を出す、と考えたとき、大事になってくることが集中力です。
「集中力が発揮できること」「集中力が持続できること」この2つ働く場所を通して、実現できないかを考えていきたいと思います。
まず、その手前で、集中することを阻害する要因を箇条書きであげてみました。
- 周りの雑音
- メンバー・上司からの声がけ
- 周囲の視線
- コミュニケーション不足
- 整理整頓ができていないデスクや職場環境
- モチベーション不足
- 健康問題
大きくはこのような感じでしょうか。では、この課題を念頭に、集中力の発揮と持続を考えていきたいと思います。
集中力の発揮に必要なこと
集中できるようにするためには、「モチベーション」と「コミュニケーション」「情報」が重要になります。
モチベーションは言わずもがな、やる気がなければ集中力は発揮されませんよね。その上で、このモチベーションを作ることが、会社やメンバー、上司とのコミュニケーションです。会社は何を目指しているのか、上司は何を期待しているのか、困った時の声がけなどがあって、「自分も頑張らなきゃ」という気持ちになれるのです。
また、次に大切なことは「情報」です。このご時世、インターネットのおかげで手に入れられない情報はどんどん減っています。では、何が大切か。情報を整理することです。問題点であげた整理整頓ができていないオフィスやデスク。これは集中力発揮の阻害要因でしかありません。経験ありませんか?テスト勉強をしようと思ったら、机の掃除を始めてしまったというのは、まさにこの典型です。
オフィスやデスクだけでなく、PC内のデスクトップやフォルダも同様です。余計なものをなくすことが大切なのです。
集中力の持続に必要なもの
集中力を持続することを邪魔するのが、イレギュラーです。つまり、不規則に発生する事象です。もちろん、仕事なので思い通りに行かないことの方が多いでしょう。しかし、突然の声がけや体調不良が起これば、集中していたのに持続はできません。
特に周りからの声がけや視線は集中力を阻害する要因です。こういったことが嫌で、近くのカフェで仕事をする人がいるぐらい、大きな問題となるのです。
最近では、作業スペースとして、周りから声をかけられないスペースを作っているエンジニアリング系の会社もて出てきています。こういった環境づくりは個人でも考えつつ、会社としても支援が必要な部分ですね。
生産性が上がれば、好循環が生まれる
生産性を上げる=少ない時間でより多くの成果を出すということだとお伝えしました。これができることで、単に時間が生まれるだけでなく、当事者としても自信が生まれます。また、空いた時間でプライベートを充実させたり、さらに勉強に励んだり、違ったチャレンジができたりとやれる選択肢が増えるのです。
今一度、生産性を上げるためにできることを、真剣に考えてみていただけたらと思います。
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