オフィスを目的から考えると、オモシロオフィスが見えてくる
BPです。
オフィスのレイアウトやデザインを変えたり、作ったりするのは、大きな一大プロジェクトです。このプロジェクトの成否で、社員・メンバーのモチベーションや働きやすさなどが変わり、その結果が業績にもつながってくると考えると、さらにオフィスの移転や変更は多額の資金も掛かることから、失敗はできません。
オフィスの構成要素は、基本的に、床、壁、天井、什器/ファニチャーの4つしかありません。これら1つ1つをどのように活用し、そしてどのようみ組み合わせるかで、オフィスができあがるのです。これは、『ゾーニング』と呼ばれています。
オフィスは目的から考え、作り上げていく
目的や機能、用途に合わせて、効率的にオフィスを形作ることがゾーニングなのです。例えば、営業部と管理部ではオフィスの構成は変わって、然るべきです。
営業部はメンバー間の報告や相談などコミュニケーションが多かったり、オフィスにいる時間が外回り中心で少なかったりします。そういったメンバーと対し、管理部は基本的に仕事は自分の机で進められ、集中して作業に取り組める環境を求めているかもしれません。
こういった2つの対局にあるような場合、同じ環境下に両部門を置いてしまえば、どちらかに支障がでるのは当たり前です。
私が以前いた職場では、営業メンバー中心の組織構成で、オフィスも営業のために作られているようなレイアウトでした。そのため、管理部の人がいつも「うるさいな」という顔で、こちらを見ていたことを思い出します。笑
面白いオフィスを見てみた
少し前置きが長くなりましたが、今回は目的に応じてオフィスのレイアウトを作り込んでいるオフィスをご紹介したいと思います。
Amazon
早速ですが、こちらです。
出典:アマゾンのオフィスはまるでジャングル! – 遊び心溢れる職場で既成概念を覆す_マイナビニュース
アイデアを出すことが仕事のAmazonさんは、オフィスも非常に特徴的です。上記ページを見ていただくとわかりますが、体を動かしたり、マッサージを受けたりできるスペースもありました。
また、MTGスペースも全面ホワイトボードの部屋があるなど、本当にアイデアを出すことを意識したオフィス設計になっているのではないでしょうか。
富士ビジネス
続いては、富士ビジネスさんのクリエイティブ・オフィスです。
出典:社員の創造性を育む仕掛けをちりばめる「クリエイティブ・オフィス」の作り方_ダイヤモンドオンライン
営業メンバーのオフィスは意外と昔ながらの体制の企業が多いものです。しかし、富士ビジネスさんは、コミュニケーション、特にFace To Faceのコミュニケーションを大切にしていることから、こういったスペースが生まれたそうです。
面白法人カヤック
字の通り、面白さ全開のカヤックさんです。面白いオフィスは自社のブランディングにも繋がっていたり、社員の創造性や帰属意識も高めているのではないでしょうか。
Sansan
気分転換も出来るオフィス。まさに体現しているオフィスがSansanさんです。
成長中のベンチャー企業の成長スピードを感じさせるオフィスです。
クックパッド
クックパッドはやはり料理です。だからこそ、キッチンスペースや美味しいものが置いてあるオフィスになっています。
様々なオフィスを見てみましたが、やはり先進企業はオフィスに工夫や想いが凝縮されています。その工夫や想いが社員・メンバーの働きやすさ・活発さ・やりがいにも繋がっているのかもしれません。
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