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オフィスの防災対策は大丈夫ですか?

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熊本地震から4ヶ月、東日本大震災からは5年が経ちました。
まだ、完全に復興したとは言えない状況の中、日々生活されている方もいらっしゃる現状です。

関東での大地震なども、最近ではニュース等でもよく言われています。日本は地震大国なので、これは仕方がありません。しかし、然るべき対応・準備を取っておかなければ、防げたはずの災害・守れたはずの命も守れなくなってしまいます。

個人では防災対策をしているという人も増えていますが、今回はオフィス防災について考えていきたいと思います。都内で働く人であれば、オフィスにいる時間の方が長いという方も多数いるはずです。だからこそ、オフィスの防災対策もしっかりとやらなければなりません。

そこで、今回はオフィスの防災対策で必要なことをご紹介させていただきたいと思います。

避難経路の確保

まずは逃げ道をしっかりと確保しておくことが大切です。ビルを借りる際等は、すでに決まっていると思いますが、自社ビルなどは、オフィスの設計も考えなければなりません。

また、避難経路は確保してあるだけでは意味がありません。メンバーに周知されていて、初めて確保です。

オフィス機材の対策

オフィスには様々なものがあふれています。普段自分が使っているパソコンやコピー機などはもちろん、ミーティングスペースのテレビや受付の設備など、自分が使っていないものも含めて対策が必要です。

オフィス機材は、地震などの災害時に落ちたり、崩れたりしないよう、しっかりと整備しておくことが大切です。地震映像でも書類が雪崩のように落ちてきていたオフィスもよく写っていましたね。

また、データの保存方法も考えておく必要があります。PCに保存しておいては、万が一の時データの復旧ができません。また、サーバー自体にトラブルが発生した時には、大きな損失となります。

そのため、データやシステムのバックアップをとっておくことも大切です。

帰宅困難者の対応

次がこの問題です。東日本大震災のとき、首都圏で大きな問題となりました。帰宅困難者を受け入れるのか、自社の社員にはどう対応するのか、しっかりとルールを決めておくことが大切です。

防災教育の実施

防災訓練と聞くと、すぐに思い浮かぶのは、避難訓練ではないでしょうか。もちろん、避難訓練も大切です。ただ、そういった問題が起きた時の役割分担や情報収集・伝達の方法など、しっかりと伝え、何かあった時対応できるようにしましょう。

家庭と違い、1つの場所に多くの人が集まっているオフィスは、ちょっとした混乱が大きな混乱につながります。皆が冷静に対応できるよう、教育と仕組みづくりが必要なのです。

災害対策は事前の対策を

オフィスには貴重かつ重要な情報や備品などがたくさんあります。こういったモノを守ることは大切です。

そして何より、そこで働くメンバー・社員の命を守るためにも、事前の対策が必要となります。

地震などが起こってからでは、できなくなってしまうことも、事前に対策を講じておけば、結果は変わってくるはずです。「今は大丈夫」ではなく、出来るときに対策を進めていきましょう。

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