働く場所から居場所へと変わるオフィスの考え方
こんにちは。ベースポイントのさだです。暑さが落ち着いたと思ったら、また急に暑くなったり。今年の夏は本当に体調管理が難しいですね。気づけば8月も残りわずか。元気に乗り切っていきましょう。
オフィスは単なる働く場所ではなくなっている
さて、本日ですがオフィスの変遷についてです。オフィス=職場と考える人がほとんどだと思いますが、オフィスの変化を意識の変化と捉えらえてみると、どんどん変わっていることに気づけます。オフィスの捉え方を変えると、オフィスの作り方・見方が変わるからです。
オフィス=仕事をする場所、もっといえば効率的に仕事が進められる場所にすると考えがちでした。そのため、昔は見栄えや雰囲気などはあまり気にせず、机を並べただけの場所になりがちでした。机を並べ、いくつか会議用の部屋とトレイと会社によっては休憩室。これが昔の”オフィス環境”でした。しかし、今働くということの考え方・定義自体がどんどん変わってきています。
今までは働く=お金を稼ぐという考えがベースでした。そのためとにかく作業がこなせればOKというところから、「やりがい」「自己実現」となってきました。
オフィスから伝えるメッセージ
結果、オフィスが働く人へのメッセージ性を持つことが求められるようになりました。「どうなって欲しいのか」「どんな働き方を目指して欲しいのか」を伝えられるようになってきました。そして、そのオフィスで、周りの人たちと仕事ができることに喜びを感じてもらうことが必要になってきているのです。
こういった視点でオフィスを作るようになり、オフィスにおける机や椅子などの道具も多様化してきました。さらに各部屋もどんどん変わり、カフェテリアがあったり、仮眠スペースができたり、ミーティングスペースも白い壁と机の堅苦しい部屋から雰囲気にこだわった場所に変わってきたのです。
仕事部屋・仕事の場所から、居心地の良い空間・居場所に、これからのオフィスはどんどん変わっていくはずです。今、世間ではダイバーシティが声高に謳われています。ただダイバーシティの実現は設備を整えるだけでなく、働く人の協力があって成り立つものです。そういった意識の面に目を向けてみても、オフィスの変化はその意識の変化を形にする1つの証明と言えるかもしれませんね。
オフィスというメッセージのシンボルから「働き方」「働くことの考え方」がどんどん変わればと最近は強く思います。会社としての文化や目指すビジョンを形としたオフィスを追っていきたいと思います。
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