進むシェアオフィス。WeWorkの躍進から見るシェアオフィスの必要性
こんにちは!ベースポイント のさだです。
ここ最近、「シェアオフィス」の躍進がすごいですね。2017年7月18日にソフトバンクグループがシェアオフィス運営大手のWeWork(ウィーワーク)と折半出資で合弁会社「ウィーワーク・ジャパン」を設立し、今年になってWeWorkの出展も進んでいます。
今回はこのシェアオフィスについて考えていきたいと思います。
似て非なるものがレンタルオフィス
まずレンタルオフィスの定義はこちら。
レンタルオフィス(rental office)とは、業務に必要なイス・机・執務空間・情報機器等を備えたオフィスを、自前で賃貸借契約を結んでビルオーナーなどから事務所を借りるよりも低いイニシャルコストで借りる事ができる貸事務所の総称
引用:Wikipedia
一方のシェアオフィスも自前で賃貸契約などをしなくて良い点はレンタルオフィスと同じですが、同じ空間を起業家等で共有しながら活用する点で、レンタルオフィスとシェアオフィスは大きく違います。
レンタルオフィスはどちらかというと場所の必要性、シェアオフィスは場所の必要性と合わせて起業家等とのネットワーク・コミュニケーションを求める時に使われることが多いです。
シェアオフィスが求められる理由
シェアオフィスは今お話ししたようにネットワークやコミュニケーションといった”交流”が1つの価値になります。通常であれば、経営者は自分のオフィスを構え、意図的に動かなければなかなか経営者同士のパイプや交流を増やすことは難しいです。
しかし、最初から経営者が集まるオフィスを作ってしまえば自然と経営者同士の交流が生まれるというのが、シェアオフィスが求められる理由です。
実際にWeWorkの共同創業者、ミゲル・マッケルビー氏もWeWorkについてこのように話しています。
ウィーワークの独自性は、さまざまな才能を持つ人のローカルなコミュニティを世界中で作ることにある。当社に出資した投資家はそのプラットフォームに価値を見出しているにちがいない
働き方改革が進む中で1つの試金石
働き方改革が進む中で、これまでは会社=オフィス、仕事=オフィスへの出社が当たり前だった時代が、徐々にオフィス自体もシェアするようになり、そこからさらなる価値を生み出そうとする動きはどんどん広まっています。これからWeWorkをはじめ、シェアオフィスやレンタルオフィス、他にもコワーキングスペースなど、働く場所の変化は進みます。その変化がどういった影響を与えるのか、引き続き追っていきたいと思います。
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