オフィス作りに不可欠な2つの線について考えてみる
こんにちは。BPです。
先日、とある方と自分の働き方について、色々と話をさせていただきました。その方は、一般企業で働く若手サラリーマン。仕事も成果が出ていて、楽しく働いているようですが、1つだけ気になることがあると言っていました。
それは上司の目。いつも見られているような感覚があって、仕事に集中できないときがあるとのこと。突っ込んで話を聞いていくと、席に問題があるようでした。そこで、今回はオフィスのレイアウトがテーマです。
職場作りに欠かせない動線
オフィスデザインの会社がオフィスづくりをする際。必ず考えているのが、”動線”です。
動線とは、社員がオフィスを効率よく使いこなせるよう、通路の設計を考えることです。オフィス通路が迷路の用になっていたり、同じような動線が何本もあったりしては、良い動線ができているとはいいません。
良い動線を築くことで、社員間のコミュニケーションが円滑になったり、社員の移動のストレスを軽減できたりと、無視できないポイントなのです。
良い動線を作るためには、
・メインの通路を明確にすること
・行き止まりがないようにする
・逃げ道がある
・余分な動線がない
などが、良い動線づくりのポイントと言われています。
動線と合わせて大切な視線という考え方
動きやすさと合わせて、考えなければいけないのが、ストレスのない職場です。冒頭でご紹介した若手サラリーマンは、上司の視線が気になって、仕事に集中できないということでした。
オフィス作りをすすめる上で、見通しの良さは非常に大切です。書類が山積みで隣の人が見えないような職場では、社内のコミュニケーションが活発になることはありません。(集中して作業を進めてもらうために、周りの視線や音を遮断するスペースを作っている会社もありますが。開発系の会社が多いです。)
ただ、一方で視線がプレッシャーになってしまっていては、仕事がしづらくなることもあります。先ほどのサラリーマンのように、「いつも見られているような気がする」状況では、集中できない気持ちもわかります。
いつでも声が掛けられるように周りが見渡せるようにすることで、コミュニケーションが円滑になります。
適度に上司のチェックができる環境を作ることで、社内の緊張感を保つことができます。
しかし、どちらも度が過ぎてしまうと、社内のバランスがおかしくなってしまうのです。
オフィス作りに必要な2つの線
ここまでご覧いただいてお分かりいただけたと思いますが、オフィスづくりには「動線」と「視線」を考えた設計が必要不可欠です。
動きやすさを作ることで自分自身の働きやすさに直結します。適度な見通しの良さを作ることで、社内の雰囲気やコミュニケーションを生むことにつながります。
あなたのオフィスはいかがでしょうか?これを機に一度見なおしてみてはいかがでしょうか。メンバーを変えるよりも、社内の仕組みや環境を変えることで、雰囲気やメンバー間のコミュニケーションは変わります。
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