2016/03/24

様々なオフィスで働いてみて、感じたメリット・デメリット

ここ最近、オフィスへの注目度がどんどん高まっています。ITのスタートアップなどで、成長中の企業はオフィスのデザインやレイアウトにもお金をかけ、今までとは違ったオフィスを作っています。

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そこで、今回は様々なオフィスで働いてみた感想をまとめてみました。

10人程度の事務所スペース

良い所は、メンバーの距離感が非常に近いところです。ちょっと見渡せば、全員の顔が見えます。声を掛ければ、すぐに回答も帰ってくる、コミュニケーションコストも、さらにコミュニケーションの質も非常に高いのは、こういった小規模の事務所の良さだと思います。

一方でデメリットは、１部署・１チーム程度しか入れないため、世界が限定されます。また、個人で集中して仕事をしたいときも、否が応にも周りの視線があることは、デメリットかもしれません。

少し場所も広くなり、50人程度になります。この規模であれば、全員の顔を覚えられますし、部署も複数あるので、様々な情報を得ることができます。他部署の取り組みや考えていることを知ることができる、コミュニケーションが取れるのは大きなメリットです。

しかし、複数部署がいることのデメリットもあります。他のチームの手伝いやサポートを強制させられることもあるからです。もちろん、会社として同じ方向に進んでいるものの、チームや個人で遣りたいこともあるはずです。そういったことが、少しやりづらくなることがあります。

メンバーの距離はとても近いです。場所も狭いので、物の管理も綺麗に使えば、探す時間もなくせる、という物理的なメリットもあります。とにかく、立ち上げたばかりで、常に変化させていく事業フェーズでは、こういったオフィスはやはり効果が高いです。

デメリットは、お客様を招くことができない、など、体外的な面で大きかもしれません。とあるベンチャー企業では、採用面接をオフィスでやったら、オフィスを見て辞退されたと言っていました。

今までと違う、というのは、やはり高揚感が生まれるものです。他のメンバーも含めて、モチベーションに繋がっていました。また、来客対応の時のネタにもなるので、お客様を会社に呼ぶ機会が増えいました。

ただ、慣れてくると素地が大変だったり、と悩みがあったのも事実です。

複数の会社が同じオフィスを活用しているオフィスです。交流会などで、他の社長たちと話す機会はありますが、仕事上ではあまり接点はありませんでした。一室を借りるよりは、格段に安いのは、大事なメリットですね。

一概にどのオフィスが良い・悪いを言うことはできません。仕事の仕方、企業規模・時期、組織の考え方など、全てが反映されるものがオフィスです。社長の想いも込められているものがオフィスなのです。

どんなオフィスにするか、はもちろんのこと、オフィスをどう使っていくのか、こういった視点でオフィスづくりをしていくことが大切です。オフィスは、使いながら、どんどん成長させていくものです。